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Owner's通信

とーときっずるーむOwner’s通信 第2号

放課後等デイサービス・児童発達支援の「とーときっずるーむ」代表の山村・阿部です。
昨年令和3年3月に金沢市の認可をいただいてから早1年以上経ちました。お陰様で最近は、「とーときっずるーむ」の認知度も上がり、多くの方が見学・体験に来てくれます。

当所を利用する方は基本的に当所のみか、当所をメインにご利用される方がほとんどのため、子どもたちの変化成長を日々感じられて幸せを感じています。そして、毎日、スタッフ全員でその変化に合わせた療育支援内容を入念に話し合っています。

<市の実地指導について>

認可後、半年から1年の間で、市による実地指導というものがあります。これは当社が必要な記録を必要な時にしっかり取り、適正に運営しているかということを認可した市が調査・確認するために当事業所に来て調査するのですが、結果は「是正改善事項(回答を要する文書指摘):なし」「引き続き適正な障害福祉サービス事業の運営に努めていただくようお願いします」との内容でした。

「とーときっずるーむ」がまず大前提にお子さまやその保護者さまに安心してご利用いただける場所(健全な会社)でありたいということが評価された結果だと思っています。引き続きこの大前提を基盤として、安全・安心とその子その子に合わせたその時の最善の療育支援を柔軟に提供していきます!

そのためにも私たちスタッフ一同、日々、勉強し様々な療育を取り入れていきたいと思っています。

<とーときっずるーむの評価について>

先ほども述べましたが、とーときっずるーむは認可されてから1年が経ちました。1年に1回以上、「提供する支援の質について自ら評価を行うこと」と「利用するお子さまの保護者さまによる評価を受けること」、そしてその結果及び改善の内容を公表することが決められています。

とーとでも初めての評価を実施しました。保護者さまによる評価結果は、利用後間もなくてわからないという評価以外は、とても良い結果だったと思います。また自己評価もコロナ禍の状況で保留にしている項目や非該当の項目以外はほぼしっかり取り組んでいること、またさらに改善していくように取り組んでいるという結果になりました。

引き続き、よりよい環境でよりよい支援ができるよう努めてまいります。

改めてお忙しい中、すべての保護者の皆さまに「とーときっずるーむアンケート(評価)」にご協力いただけたことをお礼申し上げますとともに、日ごろから信頼くださり感謝申し上げます。

<PCR検査について>

昨年もありましたが、福祉系の従事者に対して、1月から約2週間に1度、PCR検査を受けるように指導されています。

「とーときっずるーむ」では、全スタッフが毎回検査を受けて、陰性と確認しています。このご時世ではだれが感染してもおかしくない状況下ですが、ご利用の子どもたちとそのご家族様にいつでも安心してご利用いただけるよう、普段から掃除・消毒の徹底など私たちができることは粛々と行っています。

<「想いを伝える大切さ」について>

さて、今回は、「想いを伝える大切さ」について少し書きたいと思います。

皆さんは日々、どれだけ素直に気持ちを伝えていますか?日本人は、昔から「暗黙の了解」とか「阿吽の呼吸」など察しと思いやりを大切にする文化が根付いています。これを自然とできることはとても素晴らしいことであると同時に、「言わなくてもわかる」「言わなくても察しろ」という傲慢さや、それをできない人に対する嫌悪感や攻撃性を持つ人も多いように思います。

私(山村)も伝統を重んじるような家庭に育ちましたので、小さいころから察するというより気を遣いすぎる能力は否応なしに身につきました。その私がアメリカに本社を置く世界中に支店を持つ会社に勤め、その現地の人たちと会議を持ったり、毎日やり取りをしました。外国人にははっきりものを言わないとわからないということをよく聞きますが、そこでわかったことは、アメリカ人だろうがほかの外国人であろうが、人間ですから、気持ちを察したりすることはできます。ただ違うのは、その察したことを勝手に解釈するのではなく、言葉にして確認するのです。私はその確認するという声掛けの思いやりに何度も助けられた気がします。

言葉を持っている人間にとって、言葉を伝えられることのすばらしさを世界中で感じました。これは言葉が通じない・わからない国の人々とでも成り立ちます。何を言っているかわからないけれど、一生懸命、何かを伝えようとしている人たち、その温かい心は通じるのです。また言葉で話せなくても、一生懸命、表情やジェスチャーで伝えようとすることはとても大切で素敵なことだと思います。

当たり前と思っている日常が突如として当たり前でなくなることが世界中で起こっています。いつもと変わらない「おはよう」からちょっとした「けんか」さえも幸せであるのです。何気ないその日常に感謝して「ありがとう」「ごめんなさい」「大好きだよ」と伝えてみませんか。また家族や友達との間で嫌だと感じることがあったら、「あれが嫌だったよ」と伝えることで気づき直したり、話し合ったりしてよりよい関係性になれると思っています。

「とーときっずるーむ」では、大人も子供もこのように素直に伝える勇気をサポートし、みんなが我慢する人生ではなく、みんなが素直になり思いやりを持って生きていけるように取り組んでいます。

ここに2001年9月11日にアメリカで起きた同時多発テロのあと、世界中に拡散された詩を紹介します。ご紹介の詩

<マカトン法について>

とーときっずるーむでは、ことばやコミュニケーションに悩みのあるお子さまにマカトン法による言語指導をしています。

マカトン法とは、イギリスで開発された言語指導法で、言語概念の形成やコミュニケーションの成立を図るためのものです。サインやシンボルを使って指導するため、手話と混同される方もいらっしゃいますが、基本的には発語や言葉による意思疎通を促すものです。もちろん発語が難しいお子さまとのコミュニケーションにも役に立ちます。当所ではお子さまを対象としていますが、子どもでも大人でも効果があります。

気になる方は、お問い合わせください。

<「呼称」について>

とーときっずるーむでは、当初、保育士のスタッフが多く、利用してくれる子どもたちに「○○先生」と呼んでもらっていました。当所は、小学生が多いこともあり、「先生」のほうが覚えやすい、呼びやすいということもありますが、これから成長し最終的には成人へと自立を支援する立場として、私たちスタッフは1人の対等な人間として接したいという想いがベースにあるため、1人の利用者さまが3月に卒業して社会に羽ばたいていくことをきっかけにスタッフ全員で話し合った結果、これからは大人も子どももみんな「さん」付けで呼ぶことに決めました。子どもたちが混乱するということも考えましたが、まずはやってみようということで、しばらくは子どもも大人も従来通りの呼び方になってもOK、やっぱりこう呼ばれたいというのもOK、でも基本は「さん」付けが浸透することをゆる~く目指していきますので、ご利用の保護者の皆さまには温かく見守っていってくださればと思います<(_ _)>

 

当所へのご相談や見学・体験(無料)は随時受け付けておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。スタッフが親身になって対応いたします。joy@thoth-kidsroom.com
その他、私たち(山村・阿部)への直接のご意見・お問い合わせは、contact@thothtoht.comまで遠慮なくお寄せください。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
次号もよりお役に立てる情報満載で配信する予定です。お楽しみに♪


住所:金沢市田上さくら1-126
TEL&FAX:076-255-0199
Email:joy@thoth-kidsroom.com
HP:  https://thoth-kidsroom.com
代表   山村育代
統括役員 阿部陽子

とーときっずるーむOwner’s通信をダウンロードはこちらから【Owner’s通信】第2号

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